子育てを愉しむ家造り・家事楽な家のアイデア

子育てを楽しみ、頭の良い子が育つ家のノウハウや、家事が楽になる住宅のアイデアを紹介しています。
建築家のアイデアによって家だけでなく家族が生まれ変わる。
そんなポイントを写真を使って解説したいと思っています。

子供に沢山の書物を与えるより、家の在り方をキチンと考える事で子供の将来にも良い影響を与える事が出来ると考えています。

家造りを通じて、家族の在り方や関係をもう一度問いただしてみませんか?
ライフスタイルをデザインし、家族の悩み解決のお手伝いをさせて戴きます。

mail:konno@akatukidesign.com
IKEAのキッチンが勝てない家事楽なシステムキッチン。でも重要なのは食卓をイメージする事・・・
サンウェーブのシステムキッチンPITTO

このお宅では始めIKEAのキッチンを採用する予定でした。
リビングと一体のキッチンの為、見栄えを重視してIKEAのキッチンが候補に挙がっていたんですけれども、充分なバックヤードが確保できない為にお施主様に諦めていただいたのです。

なんといってもシステムキッチンは痒い所に手が届く収納がいっぱい。

なるほど便利パタパタくん クイックポケットとクイックパレット

それがこのパタパタくんとスマートポケット・クイックパレット。
狭いキッチンでもなるべくデッドスペースを作らないように工夫されています。
※詳しい説明は端折らせていただいてます・・・

もちろん、我々建築家がデザインする完全オリジナルのキッチンでも、家事楽な工夫はさせていただくのですが、ローコストでかつキメ細かい収納を備えるシステムキッチンにはなかなか太刀打ちできません。
コレは大量生産のなせる業。
似たような機構のものも作れなくはないのですが、割高になる上、金物等が流通していない為もうちょっとシンプルなものになってしまいます。

キッチンこそ手元で出し入れ出来る適材適所の収納が欲しい場所。
その収納量が確保できない時や予算的に厳しいときにはやはりシステムキッチンに頼らなければなりません。。。
でも、やはりちょっとデザインが満足できないんですよね。
そこで出来る限り他の空間と馴染むシンプルなキッチンとし、存在感を出来るだけ抑えて使うようにしています。

採用したIKEAのキッチン

IKEAのキッチンはローコストでかつデザインの優れたキッチンです。
しかし、施工性が悪い事と、オプションなどのバリエーションが少ない事が弱点です。
国産システムキッチンとの違いで大きな所は、足元の収納が取れないという事。
一般的なH=850のキッチンでは110mmほどのかさ上げが必要であり、その部分が完全なデッドスペースとなってしまうのです。
そして、吊戸棚収納のバリエーションも少なく、全自動で降りる機構の物や食器乾燥機などを兼ねた収納棚などの設定がありません。

しかし、キッチン脇にパントリー(食品庫)やストックヤードを設けることが出来るのであれば、無理にギスギスにアイデアの詰め込まれたシステムキッチンを使用する必要はないと考えています。

奥様が(もちろん旦那さんも)毎日何回も立つ重要なスペースですから落ち着きのある気に入ったデザインのものを採用したいと思う気持も重視してあげたいのです。

しかし、よく陥りがちなのが平面図を決定してからキッチンを選ぶという失敗。
実はキッチンでの家事動線や収納量のバランスって間取りに大きく左右されるんですね。
見た目を重視した機能的なキッチンを造りたいのであれば、やはり間取りの時点からキッチンのイメージを明確に持って望むべきです。
そして、システムキッチンに頼らなくても済むバックヤードを備える事でキッチンの選択肢を増やすべきです。

また、キッチンを調理する場としてだけとらえるのではなく、調理を通じての家族の結びつきや食卓で交わされる家族のコミュニケーションを重視する事が大切です。
そういった家族の営みを充分にイメージして、自分にあったキッチンを選択する。
それは、キッチンセットだけを考えるのではなく、一体となった空間を含め考える必要があるという事です。

ですから、時にはシステムキッチンの便利さを捨てて、調理を楽しむ。会話を楽しむキッチンをデザインする事も重要です。(もちろん最低限の使い勝手はクリアする)
キッチンはとても奥が深く、調理スタイルや生活環境によって在りかたが随分と変ります。

ですから、じっくりと考えを整理し最高のキッチン(空間)を造りましょう!
| 家事楽な家 | 23:22 | comments(0) | -
手間なしポンでお風呂の残り湯を簡単再利用
ノコリ〜ユECO・洗濯機側のホース

洗濯機からホースを伸ばし、浴室の残り湯をポンプで汲み上げている方に必見のアイテム。
それはノコリーユECO(TOTO)といって、給湯器の追い炊き配管を利用して洗濯機に直接給水するシステムです。

浴槽側のノズル形状 追い焚き配管と分岐して洗濯機に配管をもっていく

もう少し詳しく説明すると、追い炊きするために、湯水を戻す為の吸い込み口にノズルを取り付け(より下方の残り湯まで吸い上げられるように)、給湯器へ戻す配管と、洗濯機へつなげる配管と分岐します。
その配管を洗濯機の設置場所まで繋げるのです。
この配管は壁の中に隠蔽できるので、毎回洗濯機からホースを伸ばすことなく使用が可能という家事楽アイテムです!

必要なくなる風呂水ポンプ

このシステムにはひとつ制約があって、洗濯機がポンプ内臓のタイプである必要が有るという事。
海外の洗濯機やドラム式の一部のものなどは対応していないので注意が必要ですが、国産のものは対応している機種も多いのでご確認してみてください。

・三菱製:風呂水ホースMAW-FR1
(部品コードNo.M10000830)
・サンヨー製:風呂水吸水ホース
  617 271 0488(5734)
・パナソニック製 :ふろ水ポンプホース
  AXW2K-VP10(6DL0)
・日立製:風呂水吸水ホース
  NW-9S3 028(026)(029)
・東芝製:お湯取ホース
 42040649(648)

※TOTOカタログによる(2010.03現在)

また、今あるお風呂に取り付ければいいという訳ではなくて、もちろん浴室から洗濯機置き場までの配管の工事が必要なので、UBはそのままでこの工事だけを行うという事は出来ません。
浴室と洗面のリフォームを同時にお考えの方にはお勧めの商品です。

ノコリ〜ユECOシステム図

導入を御検討の方は是非HPで詳細をご確認下さい。
→TOTO・ノコリーユECO紹介記事
手間なく簡単にお風呂の残り湯が汲み取れることはもちろん。
温かいお湯を使うことで洗浄力がアップする事が実験で解っているようです。

オール電化住宅などで、深夜電力利用で洗濯をする家庭にとっては、とてもマッチングの良い商品ですね。
家事が楽になり、そして経済的(エコ!)。
一石二鳥のお湯取りシステムを是非ご検討してみてください。

あ、そうそう。
このシステムを利用する時は必ず給湯器をフルオートタイプにして下さい。
詳しい説明は省きますが、「給湯器はフルオートタイプ」コレ、お忘れなく。。。

※ちなみにINAX等では「洗濯用ふろ水利用システム」という名前でUBのオプションがあります。TOTOの浴室でなくともご利用予定のUBに応じて、オプションを選択できるかチェックしてみてください。
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| 家事楽な家 | 10:49 | comments(2) | -
フレキシブルで使いやすい孫の手収納
通路に面した使いやすい収納

リビング(キッチン脇)に併設された大収納。
存在感を極力抑えた白い壁面収納は使い勝手を考えた”あらゆる所に手が届く孫の手収納”です。

前の棚がスライドして後ろに収納したものを取り出しやすい収納 奥の棚も使いやすい収納

扉の中は奥行きを生かした前後二層の収納になっています。
この様に通路から直接利用する事が出来、奥に仕舞ったものも簡単に取り出す事が出来ます。

根菜などの野菜とドレッシングやお菓子などのストック 書類関係や家電の保証書・説明書などの収納

キッチンで利用するもの。
家族共有の書類関係や、メンテナンスのための道具、日用品のストックなど様々なものが収納されています。

例えば、キッチンから利用する乾物やお菓子、飲料、お米などのストック。

家の書類関係(家電製品の保証書や、説明書、確定申告の書類など)

電球交換等の為の脚立や、ペンキ、掃除用具、電球の替えなど。

脚立などのメンテナンス用具収納 オムツやサランラップ等の日用品収納 掃除用具や塗料など食品と一緒にしたくないもの

そして、以外に場所をとるのがトイレットペーパーやティッシュなどの日用品のストックです。
赤ちゃんがいる場合は、一時的に育児グッズやおもちゃを収納する場所が欲しくなります。

また、洋裁の道具だったり、ゴミ袋や読み終わった雑誌や古紙のストックだったり、日常的に利用する物が沢山あります。

これら物のは通常、それほど大きくはないけれども、とにかくいろいろな種類が数多く必要で、収納する場所が有ればあるほど助かるもの。

その為、ただ大きい収納を漠然と作るよりは、このように通路に面して広い収納をつくり、仕舞う場所を住む人が選びながら使い分けられる収納が適していると思っています。

掃除用具と野菜(根菜)や食品とのストックは一緒にしたくないし、領域が区切られていないと次第に何処に何があるかわからずに、また重複して物を買ってしまったりする事になってしまうからです。

その為、完全に作りこんだ収納ではなく、ある一定の収納物の想定がされた収納でかつ、フレキシブルで使いやすい収納がベストというわけです。

がらんとした収納をつくりそこに既製品を入れ込むという方法もありますが、やはり余分なデットスペースが出来てしまうのはもったいないですよね。

ひと手間加えた収納を作る事は少々コストアップにつながります。
しかし、土地の値段が120万円/坪、建設費を80万円/坪だとすれば、1崚たり約60万円の価値があるわけです。
その空間を無駄にしない収納術こそ本当のコストダウンだと私は考えています。

そして、何より使い勝手が向上し日々の生活が楽になる。
コレが本来の家造りの在り方ではないでしょうか?
JUGEMテーマ:家事楽な家


| 家事楽な家 | 20:13 | comments(0) | -
洗う・干す・置く・たたむ 何でもこなす万能洗濯収納ユニット
洗濯収納

洗濯をして、干して仕舞うまでの一連の動作。
それを最小限に抑えるために考えた万能洗濯収納です。

洗濯カゴから取り出し

洗濯機にほうりこみ

洗剤を入れ

洗濯物を取り出し

洗濯物を吊るし

干す

取り込み

仕舞う


そんな一連動作がこの家具を中心に行う事が出来ます。

また、洗剤や洗濯バサミ、洗濯ネットの収納はもちろん、家族の下着類や替えのタオル、トイレットペーパーや掃除用具まで様々なものを収納できます。

この収納は、写真では解り辛いのですがこの収納は3方向から使えるようになった複雑なものです。

間取りにおいて、洗濯機の置き場を吟味する事はもちろん、このように細部にまでこだわり収納を造りこむ事により、家事がとても楽になります。
共働きの家庭であれば、キチンと考えて家造りをしたいですね。
| 家事楽な家 | 20:30 | comments(0) | trackbacks(0)
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建築家・今野暁史(こんのさとし) 東京都内を中心に、埼玉県、千葉県、神奈川県の新築戸建住宅の設計・監理や、中古マンションのリフォーム・リノベーション業務を中心に行っています。
土地探しからのご相談や、具体的でない物件の建築相談等もお受けしてます。
”ライフスタイルをデザインする”をモットーにデザインのみでなく、住まい手の快適性・利便性の良い住まい造りを目指しています。
家事楽な住まいや子育てを愉しむ住宅、頭の良くなる子が育つ家などのアイデアを盛り込み、北欧モダン、和風モダンといった落ち着きある心休まる空間作りを行っています。
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