子育てを愉しむ家造り・家事楽な家のアイデア

子育てを楽しみ、頭の良い子が育つ家のノウハウや、家事が楽になる住宅のアイデアを紹介しています。
建築家のアイデアによって家だけでなく家族が生まれ変わる。
そんなポイントを写真を使って解説したいと思っています。

子供に沢山の書物を与えるより、家の在り方をキチンと考える事で子供の将来にも良い影響を与える事が出来ると考えています。

家造りを通じて、家族の在り方や関係をもう一度問いただしてみませんか?
ライフスタイルをデザインし、家族の悩み解決のお手伝いをさせて戴きます。

mail:konno@akatukidesign.com
親の背中を見て育つリビングと一体化した書斎コーナー
書斎コーナー

家造りを考えているお客様の中には、書斎を設ける事を望む方が多くいらっしゃいます。
一言で書斎といっても、そこは本を読む場所なのか?パソコンをする為のPCコーナーだったり、ちょっとした仕事をする場所やSOHOスペースなど様々な形態が想定されます。

iPadやiPhoneといったスマートフォンなどの登場によって今後もWeb閲覧や読書の形態が変化する事が予想され、さらに多様な書斎スペースの提案が求められるようになってきました。

今回ご紹介するのはリビングの一画に書斎コーナーを作るというスタイル。
完全な個室や半個室とする書斎とは違って、かなりオープンな書斎スペースとなります。
その為、集中力を求められる難しい仕事には不向きですが、blogの更新やWEB・メールのチェックや簡単な書類作成等をこなす程度であれば問題ありません。

このスタイルの最大の魅力は親の背中を見せて子育てを行うことが出来るという事。
職場の仕事を少し持ち帰って家で行う事や、親の趣味や興味を子供や家族と共有する事が出来ます。

また、子供のPCスペースとして家族と共有する事でクリアな家族関係が築くことが出来き、自発的な勉強に繋げる事も可能だと思っています。

新居を構えるまでは、家族と近い距離でパソコンや読書を興じていたのに、書斎という個室を手に入れ関係が変わってしまうという事がよくあります。
子供の成長や趣味、学校や幼稚園などでの活動への興味より、自分ひとりの時間を優先する事で失われてしまうものもあるからです。
個室という完全なプライバシーを手に入れることも魅力ですが、時によってはそれにより犠牲になる事もあるので注意が必要です。

※もちろん完全個室の書斎も魅力的です。その用途や考え方によってスタイルを選択する事が重要だと思っています。

書斎コーナー
※冒頭の写真からキーボードを収納した状態になります。

さて、リビングの一画に書斎コーナーを設けるときに気をつけたいのが、書斎として使っていない時の姿。
書斎周りは煩雑になりがちで、特に飾る為の本などが陳列してある訳ではなく、必要な文具(ホッチキスやハサミ等)や読みかけの雑誌や書物、まとめ途中の書類や、領収書の束だったり、あらゆる色や形のごちゃ混ぜなものが集まっている場所です。
もちろん、毎回作業を終えた後に綺麗に片付けることができるのであれば問題ありませんが、家族全員で使う書斎(PCコーナー)とする場合はなかなか難しいもです。

お客様を迎える時などに、余りちらかっている状態を見せたくない。
そう考える場合は、写真のように本棚に扉を付け、引き出しもキチンと設けたデスクを作る事をお勧めします。
これであれば急な来客でもパッと扉の中に隠す事が出来るし、どさっと作業中の書類をそのまま引き出しに仕舞う事も出来るのです。
このケースではキーボードやマウスなども仕舞える工夫をしていてます。

また、書斎コーナーに設けるパソコンは出来れば高スペックなデスクトップタイプの物を設置出来るように想定する事が必要だと思っています。
それはスマートフォンの復旧に伴い、気軽にネットサーフィンを何所でも行うことができるようになってしまったから。
だから、家族で共有するパソコンはできるだけ性能の良い物で他ではまかない切れない作業が生じた時に使う物でありたいからです。
また、プリンターなどの周辺機器の置き場所もキチンと考えておきたい所です。

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書斎コーナーを設ける事(部屋でなく、コーナーとして設ける事が)は、父親にはちょっと抵抗のあることだと思います。
家に帰って来てじっくり一人で寛げる場所。
そんな逃げ場所が欲しくなる気持も解らなくないですが、そういった行動は子供が真似してしまうものです。

家族の絆を大切にするのであれば、また頭の良い子供を育てる為には、オープンな書斎コーナーや半個室の書斎スペースが有効であると考えています。

家族のコミュニケーションが生まれる間取り。
そんな生きた空間が家族を一つにするのではないかと思っています。

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「ちょっと、○○。明日の那須の天気調べてくれないかな?」
「な〜に〜、お父さんまた明日もゴルフ?」
「そうなんだよ。明日のゴルフは余り行きたくないんだけど、仕事の付き合いでさ・・・」
「なんて言って本当は行きたいんでしょ〜。天気はいいみたいよ〜」
「ありがとう。お土産は何がいい?」

な〜んていうコミュニケーションが生まれるかもしれません(笑)
| 家族の絆を育む家 | 22:52 | comments(0) | -
家族が必ず通過する1階リビングか明るい2階リビングか?〜構造的観点で見てみると
1階リビング

住宅の間取りを考える時にまず迷うのがリビングの場所。
日当たりを重視して二階や三階にリビングを設けるケースもあるかと思います。
都心の狭小地では一階にリビングを設けると充分な採光が確保できずに、より条件のいい場所にリビングを持ってくるというやり方です。
しかし、従来の考え方である1階リビングは、必ず家族が通過する「リビング階段」とするこ事で家族の絆を深める事も出来るし、直接個々の寝室にアクセスさせないで、家族の顔を毎日確認する事が出来るメリットがあります。
リビングが家族のよりどころになるような間取りは1階にリビングを持ってきたほうが造りやすいと思っています。

また、地面に近いリビングの方が家庭菜園やペットとの距離も近くなるし、階段の昇り降りなく生活する事が出来るので、老後の生活においては何かと安心だという事もあります。

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しかし、構造的観点からこの一階リビングを考えるとちょっと不都合な部分も出て来る為、キチンとデメリット・メリットを把握する必要があるものと思っています。

地震で揺れる建物

地震に強い建物を作ろうと思ったときには、実は1階リビングの間取りはとても不利になるんですね。
それは1階のほうが2階に比べてゆれる為強度を求められるから。
1階と2階の構造のバランスは壁倍率という指標で比較するとこのようになります。

建築基準法レベルの耐震強度 建築基準法の1.25倍の耐震強度 建築基準法の1.5倍の耐震強度

建築基準法レベル(阪神大震災レベルの地震で崩壊しない)の耐震強度で2階に比べ1階は2倍強くしなければならなくなります。
また、住宅性能表示の耐震強度2(阪神大震災×1.25倍レベルの地震に耐える)では計算方法が若干異なるものの1階が2階の2.5倍の強度が必要となるわけです。

つまり、構造強度を上げようと思えば思うほど1階は壁だらけになってしまうのです・・・

一階リビングの揺れ方 二階リビングの揺れ方

ビジュアル化するとこのようになります。
一階リビングより二階リビングの方が構造的に優れているのがイメージできるのではないでしょうか?

ですから、二階リビングという選択肢は構造的観点からも優位で、間口の狭い狭小地住宅などにはとてもマッチングのいい間取りなのです。
ただし、それでも、老後の暮らしや家族の絆を考えた場合には1階にリビングを持ってきたいと思う場合もあると思うのです。

その場合は特に構造のグレードに応じた構造躯体の選択が必要になる訳です。
(基準法レベルであれば大概の構造方式で実現可能ですが、耐震性能2・3を目指し、開放感のある間取りを実現する場合は特殊な構造が必要になる事がある。)

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2階リビングにしたいと始めから要望を持って相談に来るお施主さんも多いのですが、まず何で二階にしたいのか?
その2階にするメリットは工夫次第で1階でも可能ではないか?
また、逆に、一階リビングにしたい理由は何なのかを整理し建築家や営業マンに伝えることが重要だと思っています。
家造りはその時の気分やトレンドのみで建てるべきでなくて、もっともっと長いスパンでその家でどのように暮らすのか?
子育ての時期から夫婦二人だけの暮らし、老後の生活を見据えた間取りを考える事も重要だと思うからです。
| 家族の絆を育む家 | 09:33 | comments(0) | -
ほんのりぽつんのおかえり照明は省エネで毎日点灯
家族を温かく迎えるおかえり照明

以前ご紹介したおかえり照明と少々かぶってしまいますが、家族が夜遅く帰宅した時に迎えるおかえり照明を考えています。
玄関までのアプローチ部分にほんのりとポツリポツリと照らされる蛍の様な灯り。

疲れた気分を和らげてくれる安堵の光です。

外構照明を考えた時には、庭を煌煌と照らすライトアップを考えがちですが、室内から庭を眺めた時にはガラスが反射してしまって余りその演出も楽しむことが出来ません。
夏の夕涼みで蚊と格闘しながら、テラスでビールを飲む。
そんな時にはありがたいものですが、一年の内にその灯りを楽しむのはほんと数回だけだと思うんですよね。

そんな演出用のライトアップを考える前に、まずは毎日の帰宅の事を考えてあげたいと思うのです。

家族を温かく迎えるおかえり照明

おかえり照明の条件は毎日暗くなったらポツンと灯すこと。
通行人が道を通る度に「ピカーッ!」って照らす照明では帰宅した時に気分が休まりません。
それでは、防犯対策にならないじゃないと思いになるかもしれませんが、毎日ほんのりと綺麗にライトアップされている住宅は通りすがりの人も眺めていくので、何気に防犯効果があるんですよね。

さて、毎日電気をつけっぱなしにするとなると電気代が気になりますよね。
電気代が気になると・・・

次第に点けなくなってしまうものです。
それでは本末転倒ですよね。

そこで、タイマー管理したLEDの照明器具としてあげることで電気代を気にせず使い続けることが出来る訳です。
電気代を気にして蛍光灯の器具になさる方もいるかと思いますが、それではON/OFFの差が激しすぎてなんだかか迎えられているというよりは自分が泥棒のような気分になってしまうと思うのです。

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タイマーの設定も様々ですが、出来れば家族の帰宅が終わるぐらいまでは灯したい所です。
そして、いつもより帰宅が遅くなった時には照明が落ちてているぐらいの具合がBESTです。
(もちろん人感センサーでも点く様にする)

いつもと違った寂しい気分を味わうことで、もうちょっと早く帰ってこようなんて意識が少し芽生えたり、まだ明かりがついていたぁなんて喜んだり。
結構、このおかえり照明に知らぬうちに振り回されるようになるんですね。
そして、季節の移ろいで消灯時間が変化したりすることで間接的に季節を感じる事も出来るのです。

なんだか、こう書いてしまうと全てこじつけのように聞こえてしまうかもしれませんが、それが「I'm home」ただいまと声を掛けたくなる家だと思うのです。

たかが外構照明ですが、家族を迎える重要な灯りです。
灯りの質や配置を考え、帰宅するのが楽しくなる家にしてみましょう。
| 家族の絆を育む家 | 21:23 | comments(0) | -
灯りで家族を温かく迎えるおかえり照明〜夜遅い帰宅の家族のための照明
家族を温かく迎えるおかえり収納

お父さんが飲み会で夜遅く帰ってきたら・・・
「もう、いつまで飲んでるのよ!早く帰ってきなさいよ!」と冷たく当り、帰宅後も厄介者扱いしていませんか?

この”おかえり照明”はそれとは全く逆の発想の照明手法で、夜帰りが遅くなる家族の為に灯す心のこもった照明です。

帰宅時に家族が先に就寝をしていてる時、暗いリビングでパチンと照明をつける時の寂しさってなんともいえませんよね。※1
この”おかえり照明”は、疲れて帰宅する家族に代わりに「おかえりなさい」と声を掛けてあげる照明なのです。

例えば、口では「また飲み会なの!!」と怒りつつも帰宅時にこの照明を灯しておくと、帰宅するお父さんは温かい照明に迎えられ家族の温もりを感じる事が出来るし、喧嘩して夜遅くまで子供が帰ってこない時などにとても効果があります。
もちろん、そういった怒っているのだけれども「あなたの事は大事に思っているのよ」みたいな感情を込めた照明としての利用方法と、ただ単純に夜遅くなった家族の為に「遅くまでお疲れ様」意味としての照明の効果があります。

その為、普段から使うのではなく気が向いたときに灯す程度の照明で良いと思っています。
周りが真っ暗な時に最大限効果がある照明であると尚良く、玄関やリビングに入って正面の位置に構えたい所です。

もちろん客人を迎える際にも灯す照明で、どんな来訪者に対しても温かく迎えたい所ですね。

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※1:暗いところから急に明るくなる様がとても不快だと私は感じています。
おかえり照明でなくとも、ゆっくりと照明が付く調光機などがあれば気持ちよく帰宅する事が出来ると思います。
| 家族の絆を育む家 | 09:10 | comments(0) | -
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建築家・今野暁史(こんのさとし) 東京都内を中心に、埼玉県、千葉県、神奈川県の新築戸建住宅の設計・監理や、中古マンションのリフォーム・リノベーション業務を中心に行っています。
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”ライフスタイルをデザインする”をモットーにデザインのみでなく、住まい手の快適性・利便性の良い住まい造りを目指しています。
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