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コンセントカバーと扉付きコンセント〜子育て時に必要になる住宅設備アイテム2
2010.08.15 Sunday
赤ちゃんがズリバイ(ハイハイ)を始め、好きなところに動き回るようになると気になるのがコンセントの事。
コンセントの穴に指や棒を突っ込んで感電したり、火災を招いたりしないかが心配になるものです。
まず、簡単な対策はコンセントの穴を塞ぐコンセントカバー。
これで、簡単に子供が穴に物を突っ込んだり出来なくなります。
このコンセントカバーは各社様々なタイプを販売していますが、私が調べた所調子良さそうなのが下記のタイプ。
ピジョンのビーケア コンセントキャップです。
キャラクターのついているものはかえって子供の興味を引いてしまうのと、突起物が掴みやすくはずしやすくなってしまいます。
このコンセントキャップは薄い上に端が丸くなっていて子供が掴みにくくなっています。
大人が取ろうと思っても爪が伸びていないとちょっと難しい塩梅です。
そこで、セットになっているケースを使ってテコの原理で外す事が出来るようになっています。
いい具合です。
しかし、コンセントによっては少し緩い個所もあります。
我が家の場合はJIMBOのコンセントを利用していて比較的具合が良いのですが、松下(NATIONAL)のコンセント部分は若干緩いように感じます。
それなので、利用しているコンセントのメーカーによっても合う合わないがあるかと思うので様々なタイプを試して購入するのが良いかと思います。
コレはお施主様宅で利用させていただいた扉付きコンセント。
二穴同時にコンセントを挿さなければ扉が開かず、子供の悪戯対策になるという物。
この場合は予め工事中に扉付きコンセントを採用する必要がありますが、採用の価値はあるかと思います。
採用前は斜めからの抜き差しが難しいと予想していましたが、実際の使用感は若干抜き差ししづらい感はありますが、全く支障ありません。
しかし、逆に子供でも容易に抜き差しできる可能性があります。
棒や指を突っ込んで事故につながる事は確実に減りそうですが、過信は禁物です。
これらの便利アイテムを採用するのは簡単ですが、一番重要なのはコンセントの使われ方をキチンとイメージするという事。
危険になりやすい、アイロンやポット、ホットプレートなどの機器を使う場所をキチンと想定して適材適所のコンセントレイアウトを考える事。
直接床置きする扇風機やスタンド照明等も使われ方をイメージしてコンセントの配置を考える事が重要です。
脚を引掛けたり手を伸ばしてもコードが届かないように工夫するなど、間取りや電気図上での検討をおろそかにしてはいけません。
もう一点便利グッズを紹介すると、掃除機などのコンセント用には開けたらコンセントという商品があります。
コレはスイッチプレートを開くとコンセントが現れるという代物。
掃除機などの一時的な利用のコンセントにお勧めです。
また、屈まずに抜き差しできるので高齢者にもお勧めの住宅設備です。