HP移行のお知らせ
以前のBlogでも紹介しましたが、リビングの遊び場についてまた触れたいと思います。
まずは、リビング階段。
小さい子供にとってはちょっとしたステージで、親より高い視点で居られる場所。
だからかはわかりませんが、ここで遊ぶのが好きなんですよね。
鉄骨階段だと磁石がつくので遊びの幅が広がります。
親にちょっと注目してもらえる場所にあるというのも重要なのかもしれませんね。
注目という意味では、階段の一部がステージになっているのも有効だと思っています。
腰をかけたり、台に立って歌を歌ったり。
注目を集める仕掛けが子供の遊び心を刺激します。
リビングの脇に作ったプレイコーナー(デン)
リビングから一段低くなっていて、家具でなんとなく空間を仕切っています。
完全な子供の遊び部屋としてつくるのではなく、リビングと曖昧な境界を作りたかったんですね。
声や視線は繋がっていても散らかしたおもちゃははみ出さない。
その為、子供が思いっきり遊んでも怒らなくて済むし、余分な事で子供も怒られなくなるので、成長してもこの場で長く遊んでもらえると信じています。
片付ける力をつけるというという意味では、毎回おもちゃを片付ける事も重要だと思うのですが、レゴブロックやプラレールなどで大作を作っている時には誰にも邪魔されたくないのが子供(昔の自分?)だと思うんですよね。
想像力を書き立てて没頭する。
そんな時間は子供の発育にとても重要だと思います。
とにかく、毎回片付けなさいと怒られている様では、リビングで遊ぶのが億劫になり、次第に自分お部屋で遊び、篭るようになってしまうかもしれません。
家造りをする親の立場からどうしたいというより、子供の立場に立って、居心地の良い遊び空間を設計したいものです。
親が子供のために何かしたいから何か仕掛けを作るのではなく、子供がのびのびと遊べるようにストレスを減らすさりげない工夫が必要なのかもしれませんね。